パグミの朝 お星様に

パグミが終わり、机を片付けようとしていた時、有加ちゃんがやってきた。
その顔を見ただけで、ナナコちゃんになにかあったと直感した。
ナナコパパは前泊はだめでも、当日は参加すると言っていた。
そのナナコパパがいないというのは、来られないくらいナナコちゃんが悪いという事だ。
発作を起こしたのだろうか、ご飯を食べなかったり吐いたりしたのだろうか。
でも有加ちゃんの口から出たのは「今朝」という言葉だった。
有加ちゃんの顔は、今朝ご飯を食べなかったとか、戻したという顔ではなかった。
パグミ当日、午前零時15分。
ナナコちゃんは逝ってしまいました。
辛い闘病をしていたから、「いつなにがあっても」とは思っていたが、思っているのと事実を告げられる事とはまったく違う。
これは何度経験しても「慣れる」ということがない。
夫が「これから行こう」と言ってくれたので、後片付けをおまかせしてすぐに埼玉に向かった。
途中渋滞に遭い、ナナコ家に着いたのは8時。
ナナコちゃんは、お気に入りのちゃんちゃんこを着せてもらって、ベッドの中に眠っていた。
エルが顔を覗き込む。
前から横から覗き込む。
「ナナコ姉ちゃんにありがとうって言うんだよ。ナナコ姉ちゃんがいなかったら、エルはウチの子になってなかったんだからね」。
でもそんなことは言わなくても、エルには分かっているようだった。
冷たく固くなったナナコちゃんの体をさする。
まるでお昼寝しているような表情なのに。
エルと絵夢は、シフォンケーキを貰い、その後ナナコパパがパグミに持ってくるつもりで作ってくれた「特製リゾット」をご馳走になった。
ナナコちゃんが、パグミの朝亡くなったということを、わたしは奇跡だと思う。
4月にナナコちゃんが危篤だった時、新幹線で会いに行くつもりにしていた。
でも新幹線ではエルを連れて行けないので、ナナコちゃんに会わせてやれなかった。
ナナコちゃんが私達を呼んでくれた気がしてならない。
山中湖まで来ていたから、すぐに駆けつけることが出来、お骨になる前にお別れが出来た。
私達は次の日仕事なので、9時にはお暇をした。
来る時4時間掛かった大月まで、帰りは1時間ちょっとだった。
家に着いたのは、午前2時だったから5時間で帰って来たことになる。
二人でビールを飲み、布団に入った。
わたしは昼から仕事だけど、夫は朝から普通に出かけなければならないので少しでも長く寝て欲しかった。
眠ったと思ったら、エルが4時にご飯の催促。
楽しかったパグミと、ナナコちゃんとのお別れが交錯して、二度寝しようと思っても無理だった。
ナナコちゃんとの思い出は山のようにある。
エルの最初の飼い主さんのお家(当時まだエルはいなかった)で、初めて会ったのがナナコ家と寒梅さんだった。
次に寒梅さんちに遊びに行った時、エルは最初の飼い主さんの子として遊びに来た。
その時もナナコちゃんがいた。
エルの1歳の誕生会も一緒、中部のオフ会にも来てくれたし、パグミも一緒だった。
去年はキャンプも出来たし、埼玉に里帰りも出来た。
これからもナナコちゃんとの思い出は永遠。
エルにとっても我が家にとっても、特別のナナコちゃん。

ナナコちゃん
ありがとう。
あなたに会えて、本当によかった。
虹の橋には、先にいった友達がいっぱいいるからね。
先代ぱんちもダイスケも、らいじもジーコも。
これからは痛みも苦しみもないから、みんなで仲良く遊んでください。
そしてこちらでパグが集まる時には、そこから帰って来て一緒に遊んでね。
暫くはゆっくり眠ってください。
パパとママはこれからもナナコちゃんを真ん中に仲良く暮らしていくから、ケンカしそうになった時は、ピアノの上から仲裁してね。
ナナコちゃん
また会う日まで、すこしだけさよなら。

          合掌

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 10:06 AM  コメント (13)

第9回 パグミへ

今年は雨の心配がないパグミだった。
でも日本列島を冷気が覆っているという。
寒さ対策だけはしっかりして出かけた。
出発は9時予定だったが、準備は出来ているし、家にいても仕方がないということで8時半に出発。
我が家は中央道で大月まで行き、「忍野八海」で遊ぶ予定にしていた。
毎回毎回「忍野八海」に行きたいと言っていたのだが、なかなか夢は叶わなかった。
私が子どもの頃、おばあちゃんちに掛かっていた酒屋さんのカレンダーの1月は、必ず富士山でしかも忍野八海の水車小屋だった。
「まるで写真のよう」と思っていた。
そのカレンダー、毎年ちゃんと年月日は更新されるのだが、写真はまったく同じ。
世の中のカレンダーはみんなそんなものだと思っていたのだが、名古屋へ引っ越しをしてから毎年写真が変わるカレンダーが普通だと知り、「目ウロコ(目からウロコが落ちるということね)」だった。
その憧れの「忍野八海」に行けるのだ!
テンションが上がる。
最初の休憩地、「諏訪湖SA」までに雪を被った駒ヶ根を見た。
八ヶ岳も綺麗に雪を被っていた。
これなら富士山も、申し分ないだろうと期待してしまった。
中央道は東名よりも富士山がよく見える。
見えるが、残念ながら雲がかかっていた。
忍野八海は駐車場が分からず、みやげ物やさんの駐車場に停めた。
ここは帰りに600円以上のお買い物をしてくれれば無料だという。
買わなければ、500円の駐車料金だってさ。
まずは人が多そうな方向へ向かってみる。
「海」と言っても、面積の狭い「池」だが、底は計り知れないほど深い。
幾つかの「海」を回ったあと、「萱葺きの村」みたいなところへ寄った。
ここは「富士山絶景の地」だとか。
残念ながら、富士山の姿は確認できるが雲にはばまれ全景は拝めなかった。
そこは犬に優しい場所で、富士山の湧き水が飲める場所にペット用の器が用意されていた。
店の外で食事が出来るので、そこでお蕎麦を食べることに。
「よろしかったら」とお漬物3点セットをサービスで出してくれたのだが、その中の「ピリ辛味噌」が美味しかった。
これを駐車場の土産物屋さんで買うことに。
お腹がいっぱいになったので、まだ見ていない「海」を巡ることにした。
その遊歩道沿いの川がまた美しい。
新緑の中を流れる清らかな水を眺めていると心が洗われる。
そうこうしているうちに、富士山の雲が取れた!
水車と富士山のコラボ!
まさにおばあちゃんちのカレンダーだった。
名前は忘れたが、土産物屋さんの中を通らないと(私有地だからね)見られない「海」がある。
この「海」の神秘さは言葉に出来ない。
空を映した青ではなく、「海」のそこから湧いてくる「蒼」に太陽の光が泳ぎこむように陰影をつくり、そこに泳ぐ魚の影さえこの世のものとは思えないほど美しかった。
見ているだけで引き込まれそうな感じ。
話に聞くと、この「海」を探検しにいったダイバーが二人、今も帰還していないそうだ。
奥深くにある穴は、どこへ続いているのだろう。
わたしにとって「忍野八海」はパワースポットだった。
来てよかったぁ~ッ!

そこから今夜のお宿「ローズガーデン」を目指した。
途中、山中湖の湖畔で散歩をしたのだが、観光客が鯉に餌をやっていた。
大きな鯉が、仲間の背中を登って餌を貰いに来る。
鯉は貪欲なのだ。
そこへ二羽の「かも」がやってきた。
悠々と鯉の餌を食べている。
人馴れしているのか、堂々と陸に上がってきて餌をねだる。
わたしも餌をやりたかったが、エル絵夢の手前我慢した。
湖畔は八重桜とツツジ。
いつもは散りかけなのに、やっぱりこの辺も寒かったのね。
「ローズガーデン」到着。
ペレ家が一番乗りだった。
その後、わらわらと懐かしい人が到着し、1年振りの再会を喜んだ。
我が家は食事前に、お風呂に入れてもらいすでにリッラックス。
美味しい溶岩ステーキを頂き、いい気分。
ながこさんちのニューフェース、「サスケ」をダッコさせてもらう。
4ヵ月のフォーンの男の子。
ダイスケが我が家にやってきた時、4ヶ月だった。
長旅で疲れているし、知らない人間にダッコされまくって、さぞやお疲れだったことでしょう。
サスケは犬にも知らない人間にも動じない。
実にいいパグに成長すると思う。
そんな可愛いサスケに、エルはハウしたけどね。
ハウされても、きょとんとしていたサスケ。
次回会う時、エルを見て回避するかな?
食後休憩してから、二次会。
9時集合だったので、暫く横になった。
横になったままだった人もいて、それはそれでいのだ。
焼酎やワイン、日本酒にフジヤマビール。
パリ仕込みのレシピで作ったケーキも登場。
豪華絢爛の二次会だった。

朝は何の心配もなく目覚めた。
「心配がない」という幸せ。
コレに勝るものはない。
そして、「ドギーパーク」に向かう途中、息を呑むほど美しい富士山に出会った。
これは写真を撮らねばなるまい。
途中駐車した場所は、図らずも「富士見」の絶景ポイントだった。
雲ひとつない、しかも裾近くまで優雅に雪を引いている富士山。
朝だから見られた富士山だと思う。
「ありがたいありがたい」と思いながら、会場に。
まだ9時過ぎだというのに、駐車場はパグ連れの人で溢れていた。
お手伝いさんは、フリーパスで会場に。
えっさえっさと坂を上る。
男性軍は、タープを張り本部の設営。
女性陣は、「景品」「Tシャツ」「キャップ」「ステッカー」を渡す準備。
最初に景品のマグカップを2個ずつ袋に入れておく。
一番多いのが二人で参加。
三人なら一個追加していれればいいし、四人なら二袋渡せばいい。
ここに「予約」のTシャツやステッカーを入れるのだが、Tシャツはサイズがあるので慎重にしないといけない。
みんなコミュニケーションが取れているので、スムーズにいった。
お昼は交替で食べ、いよいよパグミのイベントが始まった!

まずは「集合写真」。
これは公式カメラマンの、仔犬パパさん。
なにしろ1136人、759頭のパグズだ。
撮影はステージの上から、会場に向けて撮る。
我が家は有加ちゃん作成の「あずこじべび~ず♪」の旗を持って撮影に臨んだから、かろうじている場所は分かった。
しかし、壮絶な集合写真だ。
司会者が、「はい」と言ってからパグを持ち上げてくださいよと言っているのに、早く持ち上げすぎて腕がしびれてしまう。
夫はエルを抱き上げてないのに、「重い…」と唸っていた。
次は「ご長寿表彰」。
今年は2頭キャンセルが出て、24頭に表彰状が渡せた。
黒パグちゃんも2頭。
1頭は寒梅さんちのろさ。
初めて寒梅さんのお家に行った時、先代ぱんちと並んでいた若いろさを思い出して、うるうるしてしまった。
仔犬パパさんちの研ちゃん。
ペロ君たちと家族になれてよかったね。
来年はきんた達がご長寿表彰。
わたしはノーメークで行くしかないな…。
表彰を終わり、ステージを下りると去年表彰した飼い主さんが待っていてくれた。
表彰した子は亡くなったけど、迷い犬を保護して飼うようになり、その子はミックスちゃんなので表彰が受けられないから、友達が作ってくれた表彰状を持ち、パグに変装して(手作りのパグのヘルメットをかぶっていました)ステージの端っこで記念撮影に参加させてもらいました…と話してくれたのです。
飼い主さんの顔は覚えていました。
14歳の笑君の飼い主さん。
笑君も、虹の橋から仲間とツアーでパグミに参加していたと思う。
ご長寿表彰をさせてもらって、本当によかったと思う出来事でした。

次は告知・宣伝タイム。
そして「パグ相撲」の時間です。
夫はDサイトで行司をするため、応援に行きました。
このDサイトでは、ぱんちと歩歩が闘うのです。
勝ち進めば直接対決。
どっちを応援していいのか苦しみます。
でもそんな心配はなく、ぱんちも歩歩も二回戦で敗退。
二人とも立派な体をしてるんだけど、なにしろ歩歩に至っては「オヤツ!」と叫ぶのではなく「帰るよ!」で全力を出すタイプ。
食にあっさりした子は相撲に弱いのよね。
みよこさん特製の「綱」と「回し」は、前夜祭でちょこっとエル達も身につけさせてもらったから、大満足。
ステージの上で行われた決勝はさすがの迫力。
盛り上がりました。
ビンゴ大会は、最初から諦めモード。
その諦めがよかったのか、賞品GET!
何年ぶりかしら。
マグカップだったけど、景品のマグカップとは違うバージョンで可愛いの。
嬉しかった~♪
そして閉会。
スタッフ紹介でもう一度ステージに上がり、本日の予定全て終了!
掛け値なしに「素晴らしいパグミ」でした。
その裏で、時間と体力を使って準備してくれたスタッフの皆さん。
本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
来年はあると思うので、また来年お会いしましょう!
わたしもパグミが終わった後の、美酒が飲みた~~~いッ!

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 9:42 AM  コメント (7)

いよいよパグミ♪

明日はいよいよ待ちに待ったパグミです。
年に一度のパグ祭り。
ドッグランの中にわらわらパグがいるんです。
パグ好きな人は、自分ちのパグは勿論ですが、「パグ」ならすべて可愛いという人が多く、い~っぱいのパグに囲まれるとそれだけで幸せなんですね。
その夢が叶うのが、パグミ。
参加条件はただ一つ。
「パグが好き!」
ただし屋外なので、敵は「お天気」。
寒すぎても暑すぎてもパグには辛いし、まして雨は大敵です。
でも去年は降水確率80%をひっくり返して開催できました。
宿を出る時の激しい雨。
御殿場に近付くと青い空が覗くようになった時の感動は今も忘れられません。
今年で9回目。
パグミは我が家の歴史の中でも大きな部分を占めています。
特にご長寿の表彰状を画かせていただくようになっってからは。
今年も画きましたよ。
26枚。
15歳2頭。
14歳1頭。
13歳2頭。
12歳1頭。
11歳5頭。
10歳15頭!
去年キャンセルの子の分も、画きなおしました。
今年のモデルは、マ行家のメグちゃん。
15歳のご長寿さんにあやかりました。
パグが10歳を越えられるのは、本犬と飼い主さんの努力の賜物です。
病気もあります。
事故もあります。
病気を予防するためのワクチンで命を落とす子もいます。
それを乗り越えての10歳。
愛されて家族の一員として10歳を迎えられたパグちゃんばかりなら幸せなのですが、捨てられて、保健所で処分されかけた子もいます。
その子達が、巡り合えた新しい飼い主さんに抱かれてわたしの表彰状を受け取ってくれる時、心から「よくぞ10年という大きな壁を乗り越えてくれました」と思うのです。
パグも飼い主も永遠に元気で生き続けられません。
だからこそ、「今」という時間を大事に幸せに過ごしたいと思っています。
それではパグミに参加される方、道中お気をつけておいでください。
諸般の事情で参加を諦めたみなさんも、パグミ終了後はあちらこちらのブログで、パグミの様子がアップされると思いますからお楽しみに。
それでは行ってきます♪

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 5:50 AM  コメント (4)

「ダイスケ一家3泊4日なんともゴールデンなキャンプinわんこパラダイス」

2日(日)
朝はゆっくり9時に出発予定だったが、準備が整ったので8時半に出発。
我が家は遊びに行く時は、早いのだ。
前夜に荷物は積み込んであったので、食材とエル絵夢を積み込むだけだった。
渋滞があっても関係ないもんね~の距離。
地上をベタベタ走っていっても、昼には着く。
一宮の渋滞を避けるため、木曽川から高速に乗り、高鷲インターの渋滞を避けるため郡上八幡で下りた。
郡上で下りることはよくある。
しかもナビがついている。
なのに夫は「あれ?あれ?あれ?」の表情で、「右だったかな左だったかな…?」と迷走している。
随分走って「明宝スキー場」の矢印を発見。
「ねぇ、明宝スキー場の方へは行かないんじゃないの?」と聞いたが、きっとナビはそっちを指しているのだろう…くらいにしか思わなかった。
景色は穏やかな里山。
芝桜や八重の桜が咲く中、大きなこいのぼりが泳いでいる。
時間はまだ早い。
日本の道はつながっているのだ、辿り着けないことはない。
でも夫の表情から少し余裕が消えた。
空き地に車を停め、「わんこパラダイスの住所分かる?」というのだ。
え~~~~~ッ!
ナビはどこを目指してるの?
「どこも目指してない。ただの地図にしてある」という。
携帯を見たが、ない。
そうだ、履歴だ履歴!
「ナビに履歴が残ってるでしょ」ということで、めでたく発見。
明宝スキー場を目指してもわんこパラダイスに着かないことが判明。
大人しくUターン。
「今が一番花が綺麗なじきだねぇ」と何事もなかったかのような会話。
「間違わなかったらこんな花見られなかったよね~」と恩を着せている。
しかし、心からラッキー♪と思ったのは、吉田川にかかる橋を見られた時だ。
わたしは予てより、この橋が見たかった。
しかし駐車場もないし、道が狭く、夫が嫌がるので行ったことがなかったのだ。
その橋を左に見ながら、古い家並みを通りすぎた。
郡上八幡の観光名所である。
観光マップを手にして観光客が行き交うのをみながら、道を間違えてくれたことに心から感謝してしまった。
そして馴染みのある道路に出て、これまたいつも寄る「道の駅」でお昼ご飯を購入。
テントやタープを設営した後、ゆっくりビールを飲みながらお昼にする作戦だ。
約10キロほど寄り道をしたため、わんこパラダイスに到着したのは12時。
上等です。
受付を済ませ、サイトに到着。
1時間掛からず居住空間を作ることが出来た。
今回のサイトは「S30」。
初めて我が家がわんぱらキャンプをした隣のサイトだった。
さすがGW、空いているサイトはない。
購入した「朴葉寿司」と「桜おはぎ」で昼食を済ませ、本を読んだりボンボンベッドで昼寝をしたり。
わんこもいっぱいだから、エル絵夢も挨拶に大忙し。
驚いたのは多頭飼いの多いこと。
フレブル3頭の家族がいれば、ミニチュアダックス5頭の家族もいた。
我が家の向かいのサイトは、隣り合わせのサイト二つがつながっていて(間のラティスが取り外し可能)友達同士でキャンプをしていた。
そこの女の子(小学校低学年くらい)がエル絵夢を気に入り、「エルちゃん」「絵夢ちゃん」と声をかけてくれる。
ありがたいけど、なにしろいちいち反応するエル絵夢ですから、そっとしていてくれたほうが嬉しいんですけど…。
エル絵夢のために、ラティスの上にどんぐりを飾ってくれたりするので、こちらもついつい愛想がよくなってしまう。
そうこうするうちに、夕餉の支度。
4時くらいから開始して、日が落ちる頃まで夕食タイム。
昼間は暑かったが、日がくれてからは寒いのなんの。
ダウンを着こんで、星を見上げた。
北斗七星は勿論、天の川もくっきり。
寒いのでお酒は日本酒。
「菊水」のアルミ缶を持っていっていたので、それをやかんで温めた。
しかし寒い。
寝る時は、ダウンのまま寝袋に入った。
まさか使わないだろう…と思っていたカイロ2個を使い切り(小さな貼らないタイプだから暖かくなかったのよ)、エル絵夢をしっかり抱いて寝た。
明日やすこちゃんに「カイロ買って来て」と頼もう…。
夜中に絵夢が寝袋の下の方へ入り込み、出られなくてパニック。
大暴れをして大変だった。
思わぬ寒さだったが、こういう寒さは嫌いではない。
1月16日、阪神の地震で災害にあった人は、テントもなく着のみ着のまま寒空の下で一夜を過ごしたのだ。
シベリアで抑留されていた人、網走の監獄を思いながら眠りに就いた。

3日(月)
朝は4時半に鳥のさえずりで目が覚めた。
テントの外はうっすら明るい。
いろんな種類の鳥が鳴いている。
目が覚めたら、まず暖かいお茶が欲しい。
炭の火は夫が起きるのを待たなければいけないが、カセットコンロがある。
お湯が沸く間に、朝ご飯の用意。
今日はお昼に金太郎軍団とこなわら一家が遊びに来る。
お昼はBBQ、夜はマ行家でピザを食べる予定になっていた。
こなわら一家の参加は急で、参加が確定したのは昨日。
「たーくんが休みなら参加」だったので、一応参加方向で多目に食材は用意してあった。
なにしろ近所に食材を購入できる店がない。
でも4日に白川郷へ遊びにいく予定だったので、食材を放出しても補充できるのだ!
マ行家は長野から高鷲に向かっていた。
金太郎軍団もこなわら家も渋滞があったものの、無事お昼に到着。
受付まで散歩に行った時、金太郎軍団を発見。
こなわら家は山荘に到着していた。
こなわら家の目的は、「災害用テント」を一度設営してみるということだった。
我が家のサイトの横で・・・と言われたが、今回のサイトはテントを二つ張れるほど広くない。
夫が「テントは張れないけど、寝袋あるならウチのテントで寝る?」とやすこちゃんを誘ったのだ。
やすこちゃんは、キャンプをしたいのではなくただテントを張りたいだけだと思うんだけどなぁ。
やすこちゃんは、マ行家の中庭にテントを張らせてもらうことにしたようだ。
我が家も去年「中庭キャンプ」をさせてもらったが、ここがまた快適。
テントというのは、一度きちんと張ってみないと分からない。
組み立てるだけではなく、ロープで固定するまで慣れないとけっこう時間がかかる。
こなわら家はテントを中庭に置き、車は受付の駐車場に置いた。
そこからぞろぞろとサイトまで移動。
なにしろパグが8頭。
注目を浴びた。
今回「GW企画」として、わんこパラダイスが「しし肉」を販売すると書いてあった。
しし肉なんてめったに食べられるものではない。
販売を待っていたが、「まだ猟師が到着しない」という。
夫が後で肉を購入しに来ることに。
しかし再度夫が行ってもまだ販売は始まってなかった。
今度は有加ちゃんとやすこちゃんが偵察に。
肉は売っていたが、「生肉」は売らないとのこと。
な~んだ…。
でもそこはやすこちゃんはえらかった。
ちゃんと交渉して生肉をGETしたのだ。
でかした!やすこちゃん!
普通猪は臭みがあるから、濃いタレでないと食べられないと思っていたが、これが「塩コショウ」が一番おいしいのだ。
獲れたてだから?
臭みはなく、食感はシャッキシャキ。
思わぬ美味に感激した。
そしてもうひとつのご馳走は、やすこちゃん特製「五平餅」!
飲まないやすこちゃんと有加ちゃんのために「焼きそば」を用意していたが、それは夜に回すことに。
この五平餅、ご馳走になるのは二回目だが、手作りの味噌が絶妙なのよ。
お腹も心もいっぱい♪
マ行家は、翌日ご親戚が遊びに来るので食材の買出しなど済ませ、部屋の片付けをするから夕方5時ごろ集合ということになった。
BBQの食材や飲み物を持って、山荘に移動。
私達が到着したら、こなわら家がテントを広げていた。
我が家のテントよりちょっと小振りだが、二人と二頭なら充分な大きさ。
そのテントを気に入ったのが、有加ちゃん。
寝袋にくるまり、「我が家も買おうかしら」と言っていた。
有加ちゃんも成長したなぁ。
最初のサバイバルキャンプには、「マイ枕」を持ってきてた子なのに。
マ行家は今年庭に「ピザ釜」を作ったのだ。
勿論手作り。
火入れは4月に終わったが、ピザを焼くのは初めてというイベントに参加させてもらった。
ピザの生地を伸ばしたが、丸くならない。
「丸みを帯びた変形四角のようなもの」になったが、な~に食べるのに支障はない。
途中からやすこちゃんが手伝ってくれたら、これが見事に丸い生地。
めでたしめでたし。
勿論「なべっち仕様」のピザも用意。
チーズと肉関係しか乗ってないのね。
一枚目が焼きあがって、その美味しさに感激!
さすが石焼き!
BBQをしながら焼きたてピザをいただき、至福の時間。
夕陽が沈み、「かわたれ(彼は誰)どき」。
夜と夕方と昼の境い目が溶け合って、言葉では表現できない美しさ。
そこに山並みが美しい曲線を描いている。
デッキで美味しい料理とお酒を頂きながら、来し方行く末を語る。
デザートは花畑牧場「生キャラメルロールケーキ」。
これはなべっちの差し入れ。
久し振りに美味しいスイーツを頂きました~♪
やすこちゃんはテントで寝るのを諦め、マ行家でお泊りすることに。
我が家は翌日白川郷に出かけるので、お風呂を頂いて11時頃おいとました。
前日に比べると、寒さはそれほどでもなく、すぐに眠りに就いた。
翌朝のご飯は、我が家のサイトで食べてもらう予定になっている。
金太郎軍団とこなわら家は予定がないので、私達が出かけた後自由にサイトを使ってもらい、ゆっくりしてもらえばいい。
マ行家も午前中にお客さんが到着するというので、きっと朝は早いだろうと思い、朝食の準備をして寝た。

4日(火)
朝は寝坊してしまった。
寝が醒めたら5時だった。
急いでお米を洗い、味噌汁の用意。
でもそんなに急ぐ必要はなく、みんなが来たのは8時過ぎ。
飯盒のおこげご飯と「溶くだけ味噌」の味噌汁。
烏賊の一夜干しと、あなご。
明宝ハムは半分焼いて、半分は生で。
あとは「缶詰」。
ラジオの渋滞情報を聞き、「白川郷」へ行くのをどうしようか迷ったが、一度はキャンプ場を出なければ買出しが出来ない。
ま、白川郷に辿り着けなくてもいっかぁという気持ちで、みんなと一緒にサイトを出発することに。
行きは渋滞覚悟で高速に乗った。
そんなに長い距離じゃないからね。
高速は混んでなかったが、インターを出て驚いた。
車車車…。
みんな白川郷へ向かってるんだ~と気持ちが萎えた。
高速1000円効果なのか、通常のGWの混み方なのか分からない。
この日は気温が高くて、エルも絵夢もガハガハ。
わたしもベストを脱いだ。
脱ぎたかったのは「ババシャツ(朝は寒かったのよ)」だったが、脱ぐチャンスがなかった。
白川郷の駐車場には長い列。
観光で来ているから、スーパーのように回転が早くない。
駐車出来たのは、遠くはなれた場所。
犬連れの人も多く、「今日はわんちゃんには厳しいですよ」と声をかけてくれた人もいた。
しかし、ここまできたら萱葺き屋根の一つも見なければなるまい。
しかし、特に見たいものがないというのは悲しいもので、すぐさま「帰ろうか」ということで意見が一致した。
犬がOKというわけではないが、外にテーブルと椅子がある場所でお蕎麦を食べた。
お土産を買う気にもならない。
駐車場が遠いから、持って歩くのがイヤなのよね。
エル絵夢は「熱中症」直前。
冷たい水でお腹を浸したり、氷を食べさせたり。
帰りは高速を使わず、食材を求めて国道を走った。
道の駅で、「朴葉みそ」を購入。
どこかお肉屋さんを見つけて、飛騨牛を買うのだ!
しかし、お店はない。
めぼしいところに車を停めては肉を捜した。
ひるがのの土産物やさんで、駐車場を警備しているおじさんに「肉を売っているお店」を聞いた。
すぐ近くにスーパーがあるという。
(スーパーかぁ…)と思いながら、背に腹は代えられない。
その駐車場を出る時、ちらっと左の窓の外を見たら、水芭蕉の群生!
そういえば、混んでる白川郷に行くよりひるがのの水芭蕉はどう?とケイチャンが言っていた。
そうだそうだ!
水芭蕉だ!
しかし、今日は水芭蕉より先に「肉」だ。
「お盆にキャンプに来たら、水芭蕉見にこようね」と言ったら、「今の時期しかないよ」と夫。
そんなはずはない。
花は咲いてないかもしれないが、水芭蕉はそこにあるはずだ。
ま、どうせ行くなら花が咲いてたほうがいいけどね。
おじさんが教えてくれたスーパーは「スーパー」のイメージからは随分かけ離れていた。
喫茶店か花屋さんのような外観。
中に入ったら、薄暗い「よろずやさん」だった。
キノコも干物も、乾電池も履歴書もある。
問題の肉だが、豚肉は「沖縄産」だったが、牛のすき焼き用は「飛騨牛5等級」!
本当はステーキ用の肉を小さく切って焼きたかったのだが、この際文句は言うまい。
まいたけとえのきも購入。
お肉の保冷剤代わりにビールも購入。
朝アケチャンからもらった「どて」があるので、夕食は完璧だ。
食べるものがあると、人間ゆとりが出来る。
「今夜は今夜は朴葉味噌~♪
  飛騨牛飛騨牛5等級~♪」なのだ。
飛騨川に沿って走ると、桜が綺麗だった。
満開の木もあった。
そうだ!
荘川桜がこの道沿いなのだ!
御母衣ダムの横を通り、大型車とはすれ違えない隧道を通り、荘川桜を目指した。
なんと、満開ではありませんか。
テレビのロケ隊も来ていて、駐車場は満杯。
それは見事な桜でした。
我が家は予定を立てない旅が好きなのだが、それは期せずしてこうした素晴らしいものに出会えるからだ。
「満開の荘川桜を見にいこう!」と出発したら、桜が満開なのには感動しない。
「思いがけず」がいいのだ。
その夜は「朴葉味噌」に飛騨牛を投入してワシワシ食べた。
こんないいお肉を味噌に入れて焼くなんて贅沢すぎるかと思ったが、たまにはいいのだ!
お酒のあてにもよかったが、炊きたてご飯がオイシイのなんの。
ビールを飲みながら、朴葉味噌でご飯を食べてしまったよ…。
その夜は最初の日のように沢山の星は見えなかったが、まあまあの星空。
向かいのサイトのお母さんが、「こんな星、見たことない~ッ!」と感激していた。
都会で夜空を見上げても、星はあんまり見えないからね。
最後の夜なので、ゆっくりお酒を飲んだ。
「一刻者(いっこもん)」の残りを飲み干し、またまた「菊水」を燗にして、あたりめを炭火で焼いてマヨネーズと醤油、一味で食べた。
しみじみといい夜だ。

5日(水)
鳥の声で目覚めたのは5時。
寒さを感じない夜だったのは、やすこちゃんに貰ったカイロのおかげ。
今日も昼間は暑くなりそうだ。
11時出発の予定で、ゆっくり朝ご飯を食べた。
4日とも天気がよかったので、テントの撤収も早かった。
夏と違い朝露が降りないのも助かる。
周りのテントも殆どなくなり、「祭りの後」のような寂しさ。
夫がゴミを捨てにいった時、ケイチャンに会ったそうだ。
ケイチャン達と知り合って、わんこパラダイスを知った。
わんこのご縁は素敵なのだッ♪
荷物が少し少なくなっていたので、後部座席を倒さないで積み込めた。
またまた「道の駅」に寄り、お約束の「鮎の塩焼き」を食べた。
中庭では、「中年ベンチャーズ」のコンサートが開催されていて、ベンチャーズと加山雄三の曲を演奏していた。
熱心に聴いているのは、関係者と家族だけ。
エル絵夢はパラパラと鳴る拍手には興味がないみたいで、大人しかった。
「大和」から高速に乗り、「品野」で下りた。
渋滞は全く無し。
山には、藤とライラック。緑に紫がまことに美しい。
新緑の季節は、ドライブだけでも楽しいのだ。
昔は朝起きて、「ドライブへ行こう」と行き先も決めず走り出し、安曇野へ行ったり伊吹山へ行ったりしたなぁ。
品野から瀬戸街道を走って帰るのだが、途中やすこちゃんちの近くを走る。
「昨日はお疲れ様~♪」とメールを打ちたいところだったが、電池がなかった。
2時には荷物をほどき、寝袋やダウンを洗濯し、4時にはお風呂に入り6時には夫はダウン。
「少し寝たら起きるから」と言いながら、おきて来たのは翌日の7時。
13時間寝てるよ…。
わたしも洗濯機が止まったら寝よう…と思っていた時、ピンポ~ン♪
やすこちゃんとたーくんだった。
「たけのこ」と「スナップえんどう」を届けてくれたのだ。
メールしていたら、わざわざ届けてもらわなくてもよかったのねぇ。
申し訳ないことをしちゃったよ。
翌朝わたしは「リサイクルゴミ当番」だったので、7時半から8時までゴミの収集場所に立たなければならない。
寝過ごしたらいけないので、早めに布団に入った。
キャンプに行って、家に帰ると「家はいいなぁ」と実感する。
この実感が欲しくて、不便なキャンプをするのかもしれない。
あっという間の3泊4日のキャンプだったが、暫くこの思い出で元気が持続できる。
お世話になったマ行家、金太郎軍団、こなわら一家のみなさん、ありがとうございました。
そして快適なキャンプ場を利用させていただいたわんこパラダイスのスタッフの皆さん、ありがとうございました。
また夏にお邪魔させていただきたいと思っています。
「命の洗濯」というが、美味しい空気や星空、小川のせせらぎや鳥の声は、体と精神に溜まっている「澱」を取り除いてくれる。
夫が「キャンプは、夫婦どちらかがめちゃくちゃキャンプが好きか、両方がほどほどに好きじゃないと楽しめないよね」と言った。
確かに。
我が家は「両方ほどほど」だが、「両方かなり」に変化してきた。
帰りの車の中は、「アレは必要なかったね」「コレを買い足した方が便利じゃないか?」と、次のキャンプに向けて賑やか。
エル絵夢はお疲れで知らん顔。
彼女達、きっとお家がいいよね。
でもキャンプで疲れることも、お家がいいと思えるためには大事なことだから。
また一緒に行こうね、わんこパラダイス♪

おしまい。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 10:52 AM  コメント (2)

キャンプの楽しみ

明日からキャンプ♪
高速の渋滞を覚悟しても、ルンルン。
昔からキャンプは好きだったが、今のようにわんこ連れで快適なキャンプ場はそんなになかった。
「犬OK」というだけで、歓迎をされていると感じたことはない。
それでもダイスケを連れて、東海3県でキャンプをした。
台風や嵐の日もキャンプをした。
それはそれで、忘れられない思い出になっている。
一番最初のキャンプは、息子達が小学1年生の頃。
ダイスケはまだいなかった。
テントもなく、バンガローを借りてだった。
BBQコンロは、会社の景品でもらったおもちゃのようなもの。
寝袋もなく、布団を積み込んで出かけた。
椅子とテーブルは購入したが、なぜか木製。
白いペンキが塗ってあり、収納は不便だった。
このテーブルと椅子は今も健在で、ベランダで活躍している。
GWは「渓流荘」でキャンプをした。
ダイスケを迎える前から、ここは鈴木家御用達。
我が家から片道1時間半。
忘れ物をしても取りに帰れる。
ここは、安全な川遊びを楽しめる。
釣りをしたり泳いだり。
そんな家族を見ながらわたしはビールを飲む。
ダイスケが最初に行ったのも、この渓流荘だった。

火をおこし、肉を焼く。
家の中でなく、外で食べるということがキャンプの一番の楽しみだ。
ダイスケはリードをしなくても遠くへ行く子ではなかったから、キャンプ場でもノーリードだった。
時代も今のようにうるさくなかったから。
近くの日帰り温泉に出かけて、玄関にダイスケを繋いで待たせたこともある。
キャンプ場に残して、私達だけが温泉に入りに行ったこともある。
それがパグだと思っていた。
エルを迎え、絵夢を迎え、私達は最高のキャンプ場に巡りあった。
それが高鷲の「わんこパラダイス」。
犬連れOKではなく、犬が主役のキャンプ場。
サイトのひとつひとつがラティスで囲われていて、その中ではノーリードに出来る。
しかも犬連れしか来ないから、「お互い様」で本当に心地よい。
残念なのは、人気があり過ぎて予約が取れないこと。
予約開始は3ヵ月前からなのだが、すぐにいっぱいになってしまうのだ。
このわんこパラダイスでキャンプを経験し、再びキャンプ熱に火がついた。
テントも新しくして、鍋釜も自宅用を持っていくのではなく、プレゼントしてもらった「コンパクトに収納できる鍋釜」で快適になった。
タープは昔のままだけど、シートにダイスケの「肉球模様」が付いているので捨てられない。
今回のキャンプは、初の3泊4日!
贅沢でしょ~。

キャンプの目的は、「食べること以外、な~んにもしないこと」。
朝起きて飯盒でご飯を炊き、味噌汁を作り、食べる。
お昼はカレーが多いかな。
夜は早めに火を熾し、BBQ!
焼くものはなんでもいい。
暗くなったら、星を見上げる。
眠くなったら、寝袋に潜り込み、朝になったら飯盒で炊くご飯の用意をするのだ。
それ以外の時間は本を読んだり、昼寝をしたり、基本的に「ぼ~~~」っとする。
これが「最高の贅沢」!
音のない暗闇は、人間を謙虚にする。
炭が燃える明るさと暖かさが、「希望」の象徴に思える。
その火の回りに気の合った友達がいたら最高だ。
お喋りと美味しいお酒。
同じ時間を共有し、思い出を語り夢を語る。
朝が来て、炭の火は消え酔いからは醒めるけれど、そこには「絆」が育っている。
この絆は、お洒落して街の飲み屋さんで宴会していては得られない。
風と星と火が育ててくれる絆。
最近しみじみ思う。
夫との共通の趣味がアウトドアでよかった。
犬が好きでよかった。
それ以外は、な~んにも共通の趣味はないから。

というわけで、後半のGWはキャンプを楽しんできます!
リフレッシュして、再来週はパグミ突撃だぁ~♪

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 10:30 PM  コメント (3)

今度は「黒糖かりんとう」

水曜日、銭湯から帰って来ると、夫が居間の床を指差し「あれ、なに?」と言った。
一枚のビニール袋が落ちていたのだが、「なに?」と訊かなくても大きな字で「黒糖かりんとう」と書いてある。
が~~~~~んッ!
やられてもうた~~~~ッ!
こういうものは絶対に危険なので、高い高い高~いトコロへ片付ける。
我が家の「高いトコロ」とは、エル絵夢のフードが入ったケースの上。
夫も気をつけていて、オヤツを食べた後の「菓子器」もちゃんとここへ乗せる。
この「黒糖かりんとう」は「産直市場」で購入したもの。
た~くさん入っていて200円。
夫曰く、「美味しくはないが、不味くはない」。
あ~そうですか。
美味しいかりんとうなら2日でなくなるのに、日曜日に購入して水曜日にまだ3分の2くらい残っていた。
夕方エル絵夢にご飯をあげた後、フードのケースの上にかりんとうを戻さなかったのだ。
銭湯に行くためバタバタしていて、出かける前の指差し確認を怠ってしまった。

袋はただ袋として、静かに横たわっていた。
中にはかりんとうのかけらも残ってない。
床にもない。
こたつの座布団の上に、僅かに「かりんとう」っぽい粉があっただけ。
「お見事ッ!」というしかなかった。
袋をとめていた「パッチン」はテーブルの上にあった。
開いた状態で。
あいつら、テーブルの上でパッチンを外し、袋をひきずり下ろしたのか?
絵夢は食べたことがないものは食べないので、絵夢の仕業ではないだろうと思ったが、夫は「絵夢もそのかりんとう食べるよ、オレが食べさせた」と言う。
食べさせるなよ~~~!
ということは、共同作業?
この日ばかりは「留守番ビデオ」が欲しいと思った。
どうやって二人が協力して袋を開け、食べているのかみてみたい。
カラの袋を突きつけ、「黙って食べちゃいけないって言ってるでしょ!どうして勝手に食べるの!」と怒ってみたが、エルは(食べていいですか?ってきいてもダメっていうじゃないですか…)という目で見ている。
絵夢は正座をして、(あたちじゃないでちゅ…)と遠くを見ている。
動かぬ証拠はエルのお腹。
「ぽっこり」だった…。
翌朝はどちらがどれだけ食べたか分からないので、フードは両方とも半分。
ウンチをみれば判断できるのだが、エルはしなかった。
絵夢はいつものようにいつもの量のウンチだったから、かりんとうを食べたとしても大量ではないようだ。
問題はエル。
仕事に出かける前に確認したかったのだが、ダメだった。
仕事から帰って、驚いた。
トイレに数個のコロコロウンチが転がっていて、場所がなくなったからか、トイレを僅かに外したところに、1個の大量ウンチがあった。
あった…というより、「立って」いた。
あまりにもみごとだったので、となりに携帯を置き、デジカメで撮ってしまった。
漫画に出てくるような「ソフトクリーム型」。
フードを市販のものに替えると、粘膜のついたウンチをするエルなのに、かりんとうではお腹も壊さないなんて。
水曜日の夜から木曜日の夕方まで、エルがオヤツをねだりに来るたび「かりんとう食べたでしょ」というと、肩を落としてすごすごソファに寝に行く姿は可愛かったぁ。
夜もわたしの布団には入ってこなかった。
絵夢が一度「入れてください」と肩をカリカリしてきたが、「かりんとう食べたでしょ」と言ったら、夫の布団に帰っていった。
わたしは久し振りに手足を伸ばして寝ることが出来たが、夫は寝返りも打てず、「どっちか一人、お母さんのところへ行きなさい」といいながらも嬉しそう。
わたしはわたしで、来てくれないと寂しい。

そして本日金曜日、エルはお腹の中に残っていた「かりんとう」を全て排出。
でもカロリーは摂取してるんだよね…。
キャンプ及びパグミでエルが太ったんじゃないかとお思いの方、「気のせい」ということでお願いします。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 7:21 PM  コメント (4)

ブルーレイ君

ちょっと早いけど…と言いながら、夫が結婚記念日のプレゼントとして「ブルーレイ君」を買ってくれました。
去年テレビが突然ぶっこわれた時、「アクオス君」を迎えたのですが、その時は諭吉君が出張していため「ブルーレイ君」まで家に迎えることは出来ませんでした。
夫はビデオやDVDは一切使用しません。
もし彼が何かの番組を録画して観る人だったり、DVDを借りて映画を楽しむ人だったら多少無理しても同時に購入していたと思います。
デジタルのテレビなのに、アナログしか録画できないビデオでもさして不便は感じなかったのですが、買って貰って「目からうろこ」!
なんてまあ、綺麗なんでしょう~♪
ちゃんと接続できるか心配だったのですが、こういう作業は慣れています。
ちょちょいと接続してくれましたが、「録画や再生の仕方は勉強してね」と取説を渡されました。
操作が簡単!
しかもリモコンはテレビと共用、一台でOK♪
留守録も時間を入れなくても、番組表を選んで確定するだけ。
HDDに録画した最初の番組は「龍馬伝」、ブルーレイのディスクに録画したのは「新堂本兄弟」。
この番組には加山雄三さんと「ザ、ヤンチャーズ」が出演していたからね。
再生して吃驚。
きれいなのなんのってそれはとってもきれいなの。
もう何日留守にしても38時間くらい予約できるらしいから、ビデオテープの録画可能時間を気にしなくていいのよ。
勿論DVDの再生もOK。
ちょっと戸惑うのは、「早送り」。
コマが動く感じにまだ慣れない。
しかも今までは「巻き戻し」の時間を利用して、ちょっとした用を済ませていたのに、「巻き戻し」がないんだよね。
新しいオモチャを買ってもらった子供みたいに、あれこれ触って遊んでいます。
これで少しはパソコンの前に座る時間は短くなるかな?
でもテレビの前に座ってたら一緒じゃん…。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 8:53 AM  コメント (5)

寒暖の差及びネトゲの功罪

4月19日だというのに、関東では雪が降ったそうだ。
「朝晩の温度差が激しいから、風邪引かないでね」という会話が、「昨日と今日の気温差が激しいから、ついてけないよね」という会話の今日この頃。
昨日は暖かかったが、部屋の中は寒かった。
まだストーブを使っている。
3月の終わりに、「もう要らないよね~」と言いながら、「でも朝晩寒いのはイヤだから」と18㍑購入。
それが正解!
梅雨に入るころまで、ちょこっと残っているのが理想のスタイル。
北の倉庫部屋で、洗濯物を乾かすのだ。
この異常気象を「地球温暖化」と思うか、「自然のいたずら」と考えるかで、随分イメージが違う。
「地球温暖化」だとすれば、「何とかしなければ」と思うが、「自然」だと思えば「今日は寒いわね」と一枚重ね着すればいい。
たった42年ぶりの「4月の雪」ではないか。
100年後には、真夏に降るかもしれないよ。
北極と南極の氷が溶けて、地球に陸地がなくなったとしても、また火山の噴火で陸地が出来、生命が誕生し、陸地は緑に覆われていく。
祖父は百姓だったが、その「農業体内カレンダー」は素晴らしかった。
農協から作業の目安のカレンダーが配られるのだが、祖父はそんなものは一切当てにしなかった。
山を見、空を見、風を読んで作付けをしていた。
季節はカレンダー通りにはやって来ないと教えてくれたのは祖父。
だから「衣替え」などせず、暑ければ薄着を、寒ければ重ね着しろと言われた。
都会で暮らすようになると、気温ではなく「季節感」で服を選ぶようになった。
「もう3月だから長いコートは着られない」「まだ4月だから半袖は早い」。
いいのよ。
真夏でも寒い時はダウンを着ても。
そう思うようになったのは、最近。
自然体でいいのよ、自然体で。

ここまで書いて3日過ぎた。
昨日(21日)の最高気温は24度!
そして今日は冷たい雨。
お客さんに心臓の悪い方がいて、入退院を繰り返していらっしゃる。
その方は昨日発作が出て、病院へ行ったそうだ。
「この気温差にはついていけない」と仰っていた。
体調の悪い人やパグズは、本当に辛いと思う。
でも自然に文句を言っても始まらないから、自衛しないとね。
我が家の「自衛」はエアコンで室内の温度を調整することではない。
したくてもエアコンがないので、出来ないんですけど…。
寒さに耐える体力、暑さに耐える体力を付けること!
要するに「我慢する」ってことですね。
砂漠の国では、昼間は40度以上あるのに、夜は氷点下になるところがあるとか。
それを考えれば、15度の気温差なんて。

とここまで書いて、今日は23日。
何日掛ける「日記」なんだッ!
昨日は冷たい雨だった。
今朝も薄ら寒い。
もうツツジが咲き出してるのにね。
我が家はGWのキャンプに向けて、「あれ持っていかなきゃ」「これは忘れられない」「肉はいつ買いに行く?」と騒々しい。
でもこういう準備期間が一番楽しいんだよね。
昔はGWにどこかへ行きたいとは思わなかった。
だから家にいて、大掃除。
ブラインドを水洗いしたり、壁紙を洗剤で拭いたり。
窓を開け放して、水を使うのが楽しい気候だからね。
ダイスケを迎えてからは、渓流荘へ出かけた。
鱒を釣ったりBBQをしたり。
川遊びにはまだ水が冷たかったから。
思えばダイスケを迎えたのがGWだった。
1月4日生まれなのに、4月29日に迎えたからほぼ4ヵ月。
「この子はもう大きくなってるから、ウチに残そうと思ってるんです」とペットショップの人に言われたけど、下の息子がどうしても「この子がいい」と言ったのだ。
わたしは初めてお金を出して「犬」を家族に迎えた。
物心ついてから、犬はいつも家にいた。
捨て犬だったり、親戚の家に生れた犬としか暮らしたことがない。
ダイスケは4ヵ月ということでお安くしてくれたが、お支払いをしながら妙な気分だった。
「命をお金で買っていいのか?」という気分。
わたしは犬は飼いたくなかった。
だって、その前の年に市川から帰って来て、リフォームしたばかり。
犬を飼う予定ではなかったから、玄関から台所、居間にお揃いの絨毯を敷き詰めたのだ。
薄紫の絨毯。
オーダーだから、お高かったのよ。
犬を飼うなら、フローリングだよね~。
でもダイスケを迎えて、我が家の生活は一変。
楽しかったなぁ。
毎週お弁当を持って緑地公園や森林公園に出かけた。
ダイスケに遊んでもらってる感じだった。
今のようにリード着用にうるさくなかったから、ダイスケはほぼノーリードだった。
ダイスケ。
いい子だったなぁ。
パグって、みんないい子なんだと思っていた。
…。
エル絵夢も、いい子なんですけどね…。
それはさておき、昔は高速道路の渋滞がひたすらイヤだった。
でも今は「渋滞の先にあるお楽しみ」が大きければOKだと思うようになってきた。

さて、どんなキャンプになりますか。

と、ここまで書いて今日は4月の26日!
いちいちアップするほどの内容でなかったからずるずる来たけど、これは拙い。
それはわたしが「ネトゲ廃人」になっているからであります。
ネトゲ。
ネットゲームですね。
自分がゲームに夢中になる要素はひとかけらもないと思っていたのですが、怖いですね~。
どこかで自分を立て直さなければ!
だから今は夕食の時もお酒を飲みません。
寝る前に飲むだけ。
イカンでしょ?そんな日常。
わたしは自分が飲まないと夫にもビールを出さない。
夫は一人で500mlは飲めないので、自分では空けない。
わたしがなんのゲームにはまっているかともうしますと、ずばり「ジグゾーパズル」です。
もともとジグゾーパズルが好きで、家族全員ではまった時期がありました。
それが再燃!
パソコン上で仕上げられるから、休憩再開は自由自在。
片付けなくいていいんだもん。
しかも、ピースが合体すると、「カチッ!」っていう効果音が。
これがたまらんのですよ。
そして最後の1ピースをはめ込むと、「キラ~~~ン!」と綺麗な画像になるのです。
それはそれは快感♪
最初は紹介された「猫」を仕上げたら、「犬」というコンテンツがあり、掲載されているパグを全部やっつけ、ハナペチャ関係をやっつけ、今は他犬種や花にも挑戦。
熱しやすく醒めやすいO型だから、いつまでも続くとは思えないけど、続いたらヤバイです。
というわけで、まともな日記が書けない今日この頃。
キャンプでリセットできたらいいんだけど…。
ところで、「パズル」もネトゲって言うのかな。
誰かと時間や点数を争ったり、チャットで会話してるわけじゃないから、言わないのかな。
誰か教えて!

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 7:35 AM  コメント (4)

東海パグ春のオフ会

今年も春のオフ会に参加できた。
これは偏に、なべっち有加ちゃんが頑張ってくれたお陰。
我が家は「スタッフ」という名前だけで、なんにも協力してないもん。
今回も一番先にアンクロダに到着したけど、集合の9時まで「アジリティー教室」みたいなのをやっていて、準備が出来ず。
仕方がないので、「朝ご飯」と称し、お握りを食べてビールを二人で1本飲んだ。
なにが仕方ないのか分からないが、他にやることがなかったのよ。
その内仔犬パパさんが到着。
ぺろ君、研ちゃん、メイちゃんを預かり、しばし遊んだ。
ペロ君はマイペース。
研ちゃんはシャイで、メイちゃんは甘えんぼ。
フォーンの男の子は、可愛い。
ダイスケを思い出しながら、いっぱいお話をした。
そうこうするうちになべっち到着。
荷物を降ろして、会場の準備。
スタッフもわらわら集合し、手際よく受け付けや大抽選会場の設置も済んだ。
今回の景品は、「レアもの」!
東海パグのキャラクターで作った製品の数々。
ダイスケの父は「時計!」と一言。
1個だけ、時計があったのよ。
我が家は北の倉庫部屋に時計がない。
倉庫だから時計は要らないが、誰かが泊まると私達の寝室になるから「時計」が欲しかったの。
わたしは、誰も投票していないコップに入れました。
「他にライバルがいない」というのが一番大事なこと。
あったのよ!
だ~~~~れも投票していないコップが!
入れましたともッ!
どうなったかって?
それはもう少し後ね。
10時の受け付けは予定通り。
私は「ステッカー販売」だから、時々覗いてくれる人に「秋と一緒なんです」と説明。
「売れ残り」とは言わなかったけど、まぁ売れませんでした。
売れたのは、なべっちが間違って注文した商品。
「浴衣パグ」「こいのぼりパグ」が2セットと4個。
コレが売れちゃったのよ。
私も買いました。
だから抽選会で当たらなくても、すでに「ラッキー♪」。

で、本番!
開会の挨拶が終わり、昼食タイム。
ゲームの前に「ご長寿表彰」です。
10歳表彰は仔犬パパさんちの研ちゃん。
15歳の特別表彰は、マ行家のメグ。
メグは欠席だったけど、ケイチャンが「代理」で表彰状を受け取ってくれました。
ここだけの話だけど、ケイチャンはムクを代理にしようとして挫折。
ムクが重かったのよね…。
15歳の表彰には「赤いちゃんちゃんこ」のパグ人形がいただけます。
ちゃんと「名前入り」だよ♪
凄いね~。
表彰状も、その子の画像を見て画くから「特別」。
15歳はそのくらいのお祝いをしてあげていいの!

その後は「お玉レース」と「綱引き」で盛り上がりました。
今回は参加したいゲームを選んでもらったので、どちらのゲームも盛り上がりました。
我が家はエルが参加した「綱引き」。
第1戦が、きんた!
だめじゃんッ!
ゴールからエルに「砂肝」を見せて応援したら、きんたも来ちゃった。
初めて一回戦を突破したエル!
期待が持てるかと思ったら、2回戦はズルズル…。
その後、エキシビションとして、ななみみ家の「こなみ」と対決しました。
こなみに引っ張られて負けたエル…。
こなみがすごいのか、エルが情けないのかはさておき、わたしはそんなエルがいいなぁちょ思います。
ちゃんとお座りして、おすわりしたまま「ずりずり」されるエル。
二回戦ではひっくり返されたんですけどね。
とってもいい思い出が出来ました♪

そして「大抽選会」!
我が家はこの「抽選会」になってから、当選したことがありません。
目玉景品に投票するから。
ビンゴの時は何回か当選しました。
で、今回は賞品がなにか見ないで、誰も投票していないコップに入れました。
ダイスケの父は「初心貫徹」、時計に投票。
結果、ワタクシ、賞品を頂きました~~~ッ!
「手帳」!
可愛い手帳!
嬉しかったなぁ。
そしてダイスケの父!
頂きました~~~ッ!
「時計」!
しかしこの時計、文字が「肉球」。
「ん?何時?」
というわけで、目を凝らさないと時間がわからないため、今は玄関の靴箱の上に「飾り」として鎮座ましましております。
仔犬パパさんに集合写真を撮っていただいて、解散!
すべてうまくいきました。
今回は監督奈緒ちゃん、せいちゃん菊さんがいなかったので、バタバタするだろうなぁと思ったのですが、お手伝いさんたちは「スタッフ化」していて強力でした。
なべっち有加ちゃんの人徳です。
しかし!
連絡をしないでキャンセルした人たち。
あなた達は、もう参加しないでください。
パグが好きで、沢山のパグと会える場所を作れたらいいなぁ~と思ってやっているオフ会。
キャンセルが出たら、大変なんです。
参加人数を元に、ゲームの景品や抽選会の景品を発注しているのですから。
天気の心配ひとつでも、胃が痛くなる思いで毎回やっています。
もっと早くキャンセルしてくれれば、参加できた方達がいるのです。
ま、いっかぁ!
なにはともあれ、今回の春のオフ会は大成功だったのですから。

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 12:02 PM  コメント (8)

花見のハシゴ

日曜日、近所の桜が満開だった。
まずは「緑地公園」。
エル絵夢の散歩コースに、老木の桜並木がある。
さくらも綺麗だったが、「ユキヤナギ」も満開。
芽吹きの春は野鳥たちも活発で、楽しい散歩が出来た。
一度家に帰り、買い物がてらそこここの桜を見た。
愛知池のまわりも綺麗だったし、牧野が池も綺麗だった。
そして「香流川」の桜。
ここは昔から桜の名所(近所ではね)。
山崎川には負けるが、土手に咲く桜としてはなかなかのもの。
車を停めて、ゆっくり楽しんだ。
まだ花びらは散っていない。
もったりと重そうな花が、「春爛漫」という文字を思い浮かばせる。
そうなったら、もう1箇所行かなくてはいけない場所がある。
それはアピタの堤防。
ここは遊歩道になっていて、人口の川が流れている。
ここの桜も古い。
ところどころにベンチがあるので、「そこでお昼を食べようか」ということになった。
アピタには色んなお弁当が売っている。
夫はマックが食べたいと言い出した。
マックかぁ…と思ったが、数年ぶりにマックもいいかも。
しかし!
マックのセットはいつからあんなにデカクなったの?
ポテトも飲み物もLサイズ。
その遊歩道は、前の会社に通う通勤路だった。
車でも徒歩でも、この桜を見て通った。
紅葉も美しく、葉を落とした後の枝ぶりもよかった。
桜を見ると、来し方行く末に思いを馳せる。
そんな時間を作ってくれる花は他にはない。
「今年も桜が見られた」ということの有り難さ。
いよいよシーズン到来!
夏前のパグシーズン。
中部のオフ会、GWのキャンプ、パグミと続く。
キャンプに行く前に表彰状を画いておかないと、大変なことになるぞ~。
頑張るッ!

カテゴリー: ダイスケとエルとエムの日記 — daisuke 6:29 AM  コメント (8)